学力の向上と働き方や人生を決める読解力

日本の義務教育は、世界的に見ても整った制度が確立されており、どの子供も平等に基礎教育を受けることが可能です。
しかし、だからといって日本の子供の学力が高いかと言うと疑問で、むしろ「理科離れ」や「英会話力の乏しさ」が指摘されることが多くあります。
また、東南アジアや発展途上国の方が、学力の伸びしろが大きいケースもあり、安心して教育を受けれるからといって、安心できる状況ではないことがわかります。
特に、心配な事例が、日本の子供の読書離れや読解力の弱さです。
例えば、「計算はできるけど、文章問題の意味がわからない」や「長文になると、途端にできなくなる」といった「文章嫌い」な子供が多くいることが現状です。
文章の読解力がなければ、問題を理解することもできないし、将来、仕事上での報告書や企画書を作成することもできません。
文章力は、学力を高める上でも必要ですし、将来の働き方や生き方にも関わってくる大きな能力です。
日本の子供たちは、小さい頃から本をたくさん読み、文章力を鍛えることが必要とされています。